川池 秀文(かわいけ ひでふみ)

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議会報告No.6-1
令和6年12月発行

香川県議会報告

国道438号バイパス(飯山町・綾歌町)整備

国道438号バイパス(飯山町・綾歌町)整備

  • ●飯山工区の整備推進
  • ●岡田バイパスの国道32号以南への延伸ルート決定、事業着手(令和6年9月 県による事業説明会)
安全・安心で、活力あふれる「ふるさとづくり」のための政策実現に全力で取組みます。 地域における三大インフラ整備が大きく前進
土器川、垂水橋(垂水町・綾歌町)の架け替え・拡幅の事業着手

土器川、垂水橋(垂水町・綾歌町)の架け替え・拡幅の事業着手(令和6年7月 県による事業説明会)

大束川、富士見橋(飯山町)の架け替え・拡幅の事業着手

大束川、富士見橋(飯山町)の架け替え・拡幅の事業着手(令和6年11月 県による事業説明会)

地域の安全安心

令和6年9月 県議会 本会議

問:(川池議員)土器川の蓬莱橋と大束川の富士見橋の架け替え整備の見通しは。
答:(知事) 土器川を渡る県道高松善通寺線の蓬莱橋は国が拡幅整備予定で、現在は設計を完了し地元調整中であり、今後、早期に完成できるよう国に働きかける。
大束川を渡る県道善通寺府中線の富士見橋は、大束川の河川改修工事に伴う架け替えに合わせ、歩道を設置するなど橋を拡幅する計画であり、11月に住民説明会を開催する。今年度は上流側の河川拡幅や、国道438号旧道との交差点部の測量設計を実施し、来年度は橋の設計を行う予定である。
問:(川池議員)気候変動に伴い、豪雨発生数は増加しており、河川における防災・減災対策の強化は。
答:(知事) 河道掘削・樹木伐採は、対策を加速しており、新たな国土強靭化実施中期計画に盛込むことを国に要望するなど予算確保を図る。

農業の振興

令和6年6月県議会 経済委員会

問:(川池議員)「香川県農業・農村基本計画」の目標の達成状況と計画の見直しは。
答:(農政水産部長) 基本計画の達成状況について、農家の高齢化に伴い担い手の減少が続き、露地野菜などブランド農産物の生産量が低迷している。
農地の遊休化が進み、全農地面積の約2割に達している。本県の農業・農村を取り巻く環境は、「待ったなし」の厳しい状況にある。
次期基本計画は、令和7年度中の策定に向け、国の「食料・農業・農村基本計画」の改定の動向を踏まえ、市町・関係団体・農業者等との意見交換を行い、地域や現場の声を基本計画に反映する。
問:(川池議員)麦の生産振興と水張りルールへの対応は。
答:(農政水産部長) 小麦「讃岐の夢2009」を品種改良した「さぬきの夢2023」は、試験栽培に取組んでおり、新品種への生産切り替えを進めるとともに、大型機械導入支援なども行い、麦の生産振興・需要拡大に取組む。
また、今回の水張りルールの厳格化が、水田活用の直接支払交付金に影響しないよう、今年度から用排水路整備や畦畔復旧などを支援し、環境整備に努める。さらに、国に対して、地域の実情に応じた持続的な支援を要望していく。
問:(川池議員)オリーブ牛の高品質化に向けた県の支援の推進は。
答:(農政水産部長) 新たにブランド価値を高めるため受精卵導入経費を支援するなど現場のニーズに合わせた支援を推進し、オリーブ牛の高品質化を図る。
質問する川池議員

令和6年9月県議会 経済委員会

問:(川池議員)農地を次世代に引き継ぐための地域計画策定は。
答:(農政水産部長) 地域計画の策定は、地域農業の現状・課題、農地集積の目標、取組方針などについて、地域の農業関係者の協議によるもので、年内に全地域で協議を完了したい。
問:(川池議員)多様な農業人材支援の事業予算の確保は。
答:(農政水産部長) 兼業農家や定年帰農者など、多様な農業人材による営農を支えていくため、今年度創設した「多様な農業人材経営計画認定制度」により中讃地区23名を含め46名認定し、必要な機械導入支援等を実施する。
今後、認定者の増加を予定しており、積極的に事業を推進したい。
問:(川池議員)担い手の確保、再生産可能な経営、ほ場整備、ため池の保全管理など、本県農業の課題に対応する新たな「香川県農業・農村基本計画」策定の取組みは。
答:(農政水産部長) 基本計画については、本年7月、「県農業・農村審議会」において議論を開始し、庁内に設置した「推進本部」で作業を進めている。現在、農業者との意見交換会を開催したり、関係団体の意見集約を行っている。
引き続き、農業・農村の現状と課題の整理を行い、本県農政の再構築に向け、実効性のある基本計画を策定したい。
田んぼの風景

経済・観光の活性化

令和6年6月県議会 経済委員会

問:(川池議員)地域に貢献する起業家へのスタートアップ支援は。
答:(商工労働部長) 昨年度から起業家に対して、活動拠点の確保、経営の助言、資金面で後押しをする支援を行っている。今年度新たにスタートアップ等に対する機運醸成に取組むため、起業家や支援関係者などが一堂に会し、ビジネスコンペや商品展示などを行い、相互交流する場として「かがわスタートアップフェスタ2024」を開催する。
問:(川池議員)地域で頑張る小規模事業者に対する支援は。
答:(商工労働部長) 県商工会連合会が企業の販路開拓やブランド認知度向上を図るために開催するイベントに支援を行っている。
今年度は、高松空港を活用した県外向けの販路開拓やマーケティング事業として新たに実施する「讃岐のイッピン!直売会」に対して支援を行う。
問:(川池議員)本県の訪日外国人旅行消費額と今後の国際観光の取組みは。
答:(交流推進部長) 2023年(4月から12月)の県内での訪日外国人旅行消費額は102億円で中四国では2位である。今後、2025年の大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭を見据え、積極的にプロモーション活動を展開するほか、通訳案内の充実、空港リムジンバスでのタッチ決済端末導入支援など、受入れ体制を整備する。

令和6年9月県議会 経済委員会

問:(川池議員)サンポートかがわに開設された就職・移住支援センター「ワークサポートかがわ」の取組みは。
答:(商工労働部長) 「ワークサポートかがわ」での相談件数は令和5年度10,990件となり、大幅に増え、県内就職に結びついた相談も順調に増加している。学生の県内就職についても、きめ細かなマッチング支援や県内企業への情報発信を行うなど、県内企業への就職促進に積極的に取組む。
問:(川池議員)「瀬戸内国際芸術祭2025」を生かした県内観光の推進は。
答:(交流推進部長) 首都圏・関西圏での旅行商談会等で、丸亀城や本島などを巡る魅力ある旅行商品の造成を要請するとともに、インバウンドに向けて海外での誘客プロモーション活動やSNSを活用した情報発信に取組む。
問:(川池議員)高松港乗船券販売キャッシュレス化は。
答:(交流推進部長) 来訪者の利便性向上のため、キャッシュレス化を引き続き働きかけていく。

福祉の充実

令和6年9月県議会 本会議

問:(川池議員)「香川県ふじみ園」の計画的な整備は。
答:(知事) 現在の施設は、指定管理者から要望を聞き、早期に対応が必要な修繕を実施しており、今年度は居住棟食堂の床の改修を行う。施設整備は、本年5月に設置した「県立障害者支援施設あり方検討会」での提言を踏まえ、計画的に整備を進める。
問:(川池議員)保育士確保のための取組みは。
答:(知事) 市町で、今後5年間の保育等の提供体制の確保に向けた事業計画策定を進めている。この計画で見込まれる保育士数を確保できるよう、保育士人材バンクを設置し、潜在保育士等への就職・復職支援や保育学生への就学貸し付けを実施するなど、保育士人材の確保に努める。
あやうたこども園

閉会中の委員会活動〈7〜11月〉

経済委員会

(7月17日・現地視察)

・西野金陵(株)(多度津町)など

(11月20日~21日・県外視察)

・JA鹿児島県地域資源ペレットセンターなど
県立アリーナ整備に関わる特別委員会

(11月8日・現地視察)

・県立アリーナ建設現場(高松市)
環境建設委員会

(11月19日・現地視察)

・長柄ダム綾川治水ダム建設事業(綾川町)など
決算行政評価特別委員会

(10月17日、21日、22日、23日、25日、11月7日・審査)

・令和5年度歳入歳出決算の審査(一般会計、特別会計、公営企業会計)

今年度予算の審議について

(6月定例県議会)

●令和6年度香川県一般会計補正予算(総額1億7,800万円余)
●住宅用太陽光発電設備等の設置費に対する補助
●事業用太陽光発電設備等の導入経費に対する補助など

(9月定例県議会)

●令和6年度香川県一般会計補正 予算(総額75億7,000万円余)
●高松港周辺の魅力向上及びにぎわい創出事業に要する経費
●衆議院議員総選挙に要する経費

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