川池 秀文(かわいけ ひでふみ)

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議会報告No.7-1
令和7年8月発行

香川県議会報告

香川・丸亀で安全・安心活力あふれる「ふるさとづくり」に全力で取り組みます。 香川・丸亀で安全・安心活力あふれる「ふるさとづくり」に全力で取り組みます。

香川県議会議員の川池秀文です。
今、地方は、急激な人口減少や少子高齢化、地域経済の活性化など、多くの課題が山積しております。さらに、物価高騰や人手不足とともに、南海トラフ地震への備えや豪雨災害等に対する防災・減災への対応など、時機を捉えた的確な政策の推進が求められています。
私は、様々な地域課題に対して、地域の皆様のご意見を伺いながら、地域の実情を踏まえ、安全・安心で、活力あふれる「ふるさとづくり」のための政策実現に、全力で取り組んでまいる所存であります。
引き続き、ご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

地域の安全・安心

令和7年6月 県議会 本会議

大束川及び土器川水系古子川の治水対策

問:(川池議員) 大束川は富士見橋付近まで整備が進んだが、上流部の早急な整備が必要である。
丸亀市川西町付近を流れる古子川は、氾濫被害が毎年発生している。治水対策を早急に進める必要がある。今後の取組みはどうか。
答:(土木部長) 大束川は、飯山町富士見橋までを重点整備している。令和7年度は、新開橋の上流約120mを整備し、用地の取得交渉を進める。残る140mは、令和7年度に富士見橋架替えの詳細設計に着手し、早期に工事着工できるよう取り組む。
 古子川は、高松自動車道から上流の未整備区間で、遊水池などの「ためる対策」も含めた有効な治水対策を検討する。

農業の振興

令和7年2月県議会 経済委員会

米の安定生産

問:(川池副委員長) 近年、本県の米の作付けは、大きく減少している。
米の生産、稲作の維持は、食糧の安全保障や県土保全、農業・農村の持続的な発展のため、大変重要である。今後、どのように施策展開を考えているのか。
答:(農政水産部長) 現在、策定を進めている次期香川県農業・農村基本計画で、水田政策について、議員指摘の担い手、ほ場整備、再生産可能な構造、ため池の保全管理を中心に、施策展開できるよう計画づくりを進めたい。

令和7年6月県議会 本会議

農業の持続的な発展に向けた取組み

問:(川池議員) 本県のほ場整備は、大きく立ち遅れている。県単独のほ場整備支援の予算枠を増設するなど積極的に取り組む必要がある。
担い手の確保は、認定農業者とともに、集落営農組織や兼業農家などに対する支援の充実が必要である。農業大学校は、担い手を養成するうえで重要である。ほ場整備、担い手について今後の取組みはどうか。
答:(知事) 県単独の「地域計画実現化促進生産基盤整備事業」を創設するなど、地域のニーズに即したほ場整備を積極的に推進する。
担い手確保は、新規就農者への栽培施設の貸与事業創設、集落営農組織への機械等の共同利用支援、兼業農家への中古機械購入費助成など、支援の充実に取り組む。
農業大学校は、「将来ビジョン検討委員会」で今年度中に将来のあり方のビジョンを策定したい。

経済・観光の活性化

令和7年2月 県議会 経済委員会

今後の高等技術学校のあり方

問:(川池副委員長) 高等技術学校のあり方について、今後どのように検討を進めるのか。
答:(商工労働部長) 高等技術学校は、高松、丸亀ともに建物が老朽化しており、特に高松校の建替えも含めた検討と県内企業のニーズを踏まえた訓練内容の見直しが必要である。
高等技術学校ありかた検討委員会を設け、訓練の需要や内容などを検討し、令和7年度中に方向性を出したい。
※その他に「魅力ある商店街づくり」、「インバウンドの推進」について質問した。

医療・福祉の充実

令和7年6月県議会 本会議

香川県ふじみ園等の施設整備

問:(川池議員) 令和6年度に県立障害者支援施設あり方検討会において、施設整備の方向性についての提言がされた。今後、施設整備をどう進めるのか。
答:(知事) 本年3月のあり方検討会の提言で、香川県ふじみ園は、建替えが必要であり、川部みどり園は、改修が適当とされた。
提言を踏まえ、今後の整備は、他の県有施設の改修などを勘案しながら具体的に進めていく。

令和7年6月県議会 文教厚生委員会

少子化と「香川県こども計画(仮称)」の策定

問:(川池副委員長) 少子化に対して、どのように取り組むのか。令和7年度策定する「香川県こども計画」の施策の方向性はどうか。
答:(子ども政策推進局長) 少子化の要因は、女性の人口減少、若者の未婚率の上昇、夫婦の子どもの数の減少がある。今後、出あいの場として「EN─MUSUかがわ」などでの結婚支援を充実する。
また、子育ての支援制度の周知とともに、仕事と子育ての両立体験事業に取り組んでいく。
こども計画は、有識者会議で子ども・若者に視点を向け、一人ひとりの幸せに繋がる施策の推進が求められた。今後、県議会など幅広く意見を聞き計画を策定したい。

令和6年度県立病院会計決算見込み

問:(川池副委員長) 病院会計決算が2年続けて赤字のようであるが、令和6年度の経営状況はどうか。
答:(病院事業管理者) コロナ禍後の患者数の減少、賃金上昇等による経費増により、令和6年度決算の総収支は26億円余の赤字見込みである。患者数の確保や看護師不足への対応、新たな診療報酬の確保など様々な改善に取り組んでいる。

文化・教育の充実

令和7年6月県議会 本会議

県立大学の設置・拡充と県内大学の魅力向上

問:(川池議員) 県立大学の設置・拡充の検討や大学の魅力向上について、進め方はどうか。
答:(知事) 県立大学の設置・拡充は、県内進学の選択肢の増加や地域産業を担う人材の育成など若者の県内定着を図る有効な対策となる。
県立大学は、高校生や企業のニーズを把握分析し、検討委員会の意見等を踏まえ、その是非も含め概ね1年をめどに方向性を示す。
県内大学等の魅力向上は、今後、効果的な支援について検討する。

東讃地域の高校再編整備

問:(川池副委員長) 東讃地域の統合高校(石田・志度・津田高校)の整備状況はどうか。
統合高校の教育内容はどうか。
答:(教育長) 令和6年12月に用地取得(さぬき市内)を終え、埋蔵文化財調査を進めている。
教育内容は、「開校準備委員会」で、学習活動、学校生活、地域連携等を検討している。
令和12年4月開校を目指して整備を進めたい。

県立高校のあり方

問:(川池副委員長) 少子化の中、県立高校のあり方と今後の進め方はどうか。
答:(教育長) 「県立高校の在り方に関する協議会」では、県立高校の果たす役割と方法、魅力ある学校などの意見が出された。
引き続き、多様な学びのニーズへの対応、公立・私立の役割分担、地域社会との関係など、幅広く議論を深めたい。令和7年度末にはとりまとめ、令和8年度末には「魅力あふれる県立高校推進ビジョン」を改定したい。

令和7年度香川県当初予算における丸亀市内の主な事業

地域の安全安心対策
  • ●土器川(土器町)の改修………………200百万円
  • ●大束川(飯山町)の改修………………171百万円
  • ●清水川・西汐入川の防災対策…………10百万円
  • ●丸亀港の津波対策等…………………60百万円
  • ●ため池の防災対策(飯山・綾歌・柞原)…215百万円
教育・スポーツの振興
  • ●高等学校・特別支援学校の施設・設備の整備…657百万円
  • ●香川丸亀国際ハーフマラソン大会……15百万円
インフラの整備
  • ●国道438号(飯山・綾歌工区)の整備……600百万円
  • ●県道岡田・善通寺線(垂水橋)の橋梁架替え…70百万円
  • ●県道善通寺・府中線(富士見橋)の橋梁架替え…32百万円
  • ●県道善通寺・府中線(高柳橋)橋梁補修……42百万円
  • ●県道岡田・丸亀線(交通安全施設)の整備…79百万円
  • ●南条町土器線(街路)整備…………………285百万円
農業の振興
  • ●農地の基盤整備等(飯山町・綾歌町)……215百万円

令和7年度
「川池秀文県政報告会」
のご案内

飯山会場 綾歌会場
令和7年9月14日(日) 午後2時30分~ 令和7年9月28日(日) 午後1時30分~
飯山南コミュニティセンター 綾歌総合文化会館アイレックス「小ホール」

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